鍼灸師プレーヤー 山際篤史コラム

口のセルフケア

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町を歩いていると、職業柄、人の歩き方や姿勢をついつい見てしまいます。歯科の先生と連携して噛み合わせの治療をされている方、顎関節症の治療をされている方を多く扱っているのもあって、歯の状態や顎の動き、歯の削れ方、歯並び、口臭の有無など良く見ます。片噛みや口臭の方は多く、噛み合わせや矯正の治療をしていても、片噛みをしていると体のバランスが崩れたり、顔が歪んできます。

内臓の調子が悪くなっても口臭が出ますが、ほとんどは歯周病です。口腔内の菌の数は300~700種類、歯垢1㎎あたり1億個になるそうです。歯周病は食いしばりや歯ぎしり、口腔内の悪玉菌によって歯肉に炎症を起こし、ひどくなると骨が溶けて歯が抜け落ちます。歯を失う最大の原因でもあります。歯周病、口臭予防には歯科での定期的なメンテナンスとセルフケアが大事です。

ドライマウスも歯周病を促進させてしまうので唾液分泌も重要です。唾液の作用は消化作用・自浄作用・抗菌作用・粘膜保護作用・ペーハー維持作用・再石灰化作用と多岐にわたります。唾液は舌下腺、耳下腺、顎下腺の3ケ所から出ており、1日1.5リットルも分泌されています。唾液に含まれる成長ホルモンの1種であるパロチンは、若返りホルモンと言われ歯の石灰化を促し、しみやしわなど肌の老化を防ぎ、白内障や更年期障害の治療薬にも使われる今、非常に注目が集まっています。そのため歯がなくなると唾液の分泌が悪くなり老化が促進されます。歯の有無は生命の根幹に関わりますので歯がない方はすぐに入れ歯かインプラントをお勧めします。

唾液を多く出すには食事中のお茶や水は極力避け、よく噛むことが重要です。ドライマウスの治療の一つに唾液腺マッサージがあります。顎の下から骨の裏をなぞって耳の裏にかけてマッサージすると、唾液分泌が促進されるので唾液が出にくいなと思われる方はお試しください。

セルフケアで中心となるのは歯ブラシによるブラッシングですが、なかなかうまくいかないものです。電動歯ブラシはとても便利で私も使っておりますがウォシュレット同様で使ってみると手放せなくなりますよ。デンタルフロスを使うとなおベター。乳酸菌入り歯磨き粉やタブレットも併用すると口腔内の善玉菌が増え歯周病や口臭予防に繋がります。

歯医者が嫌いな方も多いですが、綺麗な歯になると通いたくなりますよ。

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