破壊と再生
2011年12月
私はダーツを始めて5年位になりますが投げ始めた頃から比べるとスタンスやフォームが随分変わったと思います。調子を崩しては変え崩しては変えを繰り返し、わからなくなれば本を読んでみたり動画を見たり、更にトッププレイヤーの方々に教わりおかげさまで最弱プロと言われた私が、トーナメントで入賞できPERFECTでも時々ですが予選も突破できるようになりました。
今回は投げ方を変える場合どこを変えていくか具体的にまとめてみました。
バレルをストレート型、トルピード型
重心がセンター重心、前重心、後重心
シャフトやティップの長さ、フライトの形
立ち位置、ブルを中心として右より、左より、真ん中
スタンスをオープン、クローズ、ミドル
テイクバック、長め短め、利き目の下に引く、顔の横に引く
肘の高さ、高くするか低くする
スイング、振り下ろす、押し出す
スイングスピード、早く振る遅く振る
グリップを二本指、三本指、四本指
深く持つもしくは浅く持つ
リリースポイントを手前に持っていく奥に持っていく
利き目を変えてみる
これらを組み合わせると投げ方は無限に広がります。
人それぞれ骨格や体型が違うので投げ方も十人十色。
これが正解と言うのもないでしょう。
自分の好きなプレイヤーの写真や動画を見るもよし、実際に聞いて参考にするとなお良いと思います。フォースタンス理論なども試してみるのも良いでしょう。
普段と違う姿勢で投げるので肘や肩を痛める場合もあります。フォームを改造して結果が出るまで3ヶ月から半年ひどい時は1年かかり試合に勝てず、苦痛に襲われ我慢のダーツが続きます。変化する過程を楽しめる方がいらっしゃればうらやましい。
改造して成功するとは限りませんが投げ続ければその中で必ず突破口があるはずです。
自転車や車はパーツを変えグレードアップしていけば確実に性能は向上するので楽しめますが、人ですからパーツの替えが利きません。山田プロや相良プロの手が欲しいなぁなんて考える事もしばしば。
皆さんも理想的な投げ方を見つける為に常に考え、絶えず進化して強くなっていく自分を想像しながら投げ続ける。これもダーツを楽しむ醍醐味の一つでしょう。
今年もお世話になりました。
皆様良いお年お迎えください。来年もよろしくお願い致します。