ダーツトピックス100号に寄せて
2011年8月
今回ダーツトピックスさんが100号を迎えるにあたり過去のダーツトピックスさんのバックナンバーをいくつか読み返してみました。
昔はこんな人がいたのか、TBやしもさんは変わっていらっしゃらないなー等など。
気付くと過去を振り返っている自分がいました。
ダーツを始めて5年、ダーツトピックスを読んで自分の成長記録を読んでいる感じがしたのです。
初めて行ったダーツバーでマイダーツをゲットしてから上手くなりたい一心で毎日通って朝まで投げる事もしばしば・・・(笑)。
私事ですが、学生時代アルペンスキーで国体予選に出場し0.02秒差で同級生に負け国体を逃した苦い経験があります。
そしてトレーニングの強化を行い、遂に迎えたリベンジのチャンス、全九州大会当日の会場で不思議な経験をしました。
スタート地点に立った瞬間、平常心を失ってせっかく頭に入れたコースが全部飛んでしまいました。
ですが極度の緊張状態にもかかわらず、何故か心地よい、快感にも似た感覚に包まれ、上手に滑る事が出来たのです。
レベルは違いますが水泳の北島康介選手の「チョー気持ちいい」と通じるところがあったのかもしれません。
その結果、同級生に2秒差をつけて勝つことができました。
社会人になっては、こういった緊張状態の中で不思議な快感を味合う瞬間はありませんでしたが、あの時と同じ感覚がダーツの試合中に感じたことがあったのです・・・しかし毎回同じ感覚が訪れるわけではないので、無意識にそれを追い求め今もダーツを続けているのだと思います。
ただ矢をボードに向かってなげるだけのダーツになぜここまで人は夢中になるのでしょうか。
ダーツの中には人生が凝縮されているのではないでしょうか。
思った通りになる時もあれば思い通りにならない時もある・・ダーツの中の喜怒哀楽、それを強く感じるからこそ、毎日を楽しく過ごせていると思います。
調子が悪くてダーツが楽しめない時もあります。そんなときは昔の感動した瞬間を思い出してみてはいかがでしょう。
みなさんはどんなダーツの楽しみ方をしていますか。