鍼灸師プレーヤー 山際篤史コラム

ダーツとメンタルトレーニング編

これほど沢山メンタル関係の本が出ているのは、精神力に自信の無い人たちが多い現れでしょうか。自分もメンタルの弱い人間の1人なのでいざと言う時に実力が出せないつらさは共感出来ます。

大小関わらずトーナメントでは、手足が震え全く思い通りに飛びません。
練習では入るのになぜと試合毎に悔しい思いをします。
「ピヨった」とふざけていましたが要は心が弱い。
心を強くするための心理学の本は無いかと探しました。プロテスト1~2ヶ月前くらいでしようか。スポーツ心理学とメンタルトレーニングと言うキーワード見つけました。
付け焼き刃か泥縄か?しかし、やらないよりはましとすぐに実践してみることに。
メンタルを強くする重要なポイントはプラス思考とイメージ力(想像力)と集中力と言うのは常識です。

試合時に「うまく行く」と考えようにするのも大切ですが潜在意識に入り込むよう考え方を日常から習慣化するのが大切。
プラス思考も習慣になると例えば「空調が悪くて暑くて投げにくい」と思うところ「誰もが同じ条件で投げているのだから」と考えるようになるそうです。
集中力にはやはり体調が関係します。しっかり睡眠が取れているか、バランスの良い栄養が取れているかを考えなくては。もちろん充分な練習が出来ていなければなりませんが。

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プロテスト当時、私のレイティングは9(現在14)。
周囲の先輩プロに状況を教えてもらい、プロテストのイメージを描きながら練習しました。
プロテストの内容(501.マスターアウト.6ラウンド以内)練習中は成功しますが実践では緊張が加わるので不安は残ります。
やはりテストの直前は強い緊張状態で手も足も震えていました。
BULLを狙って6のトリプルに入る有様。
そのまま入らない状況が4回目まで続き半ば試験監督も諦めムードの中、5回目の最終6ラウンドへ、残り103。マスターアウトなのでBULL→3→BULLでフィニッシュの予定がBULL→19シングルに入り予定通りに行かず、残り34。狙うは17ダブル。
少し間をとり、この時にようやく本の事を思い出します。
「これを入れなきゃ」や「これを外したら落ちる」などマイナスイメージを捨て、入った後のイメージだけを持ち、心の中で「入った」「これは入った」と言い聞かせて投げました。結果17ダブルに決まり実技テスト無事に合格。
付け焼き刃でもやって良かった。

淡々と勝負するプレイヤーをみているとうらやましくなりますが、最近では自分の欠点を徐々に克服する過程を楽しむのも良いのかと思っています。

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