鍼灸師プレーヤー 山際篤史コラム

食いしばり

はじめまして山際篤史です。
博多区で鍼灸マッサージの治療院を開いて7年になります。気分転換にと始めたダーツもいつしか4年をむかえ、2年前にプロテストを受けインストラクターとしてTiTO×LAでプレーさせていただいています。

カードネームは「ヤマギー
鍼灸師プレーヤーとして、皆様がもっとパワフルにダーツを楽しめるお手伝いが出来ればと考えています。

さて、1回目のテーマは「食いしばり」です。
食いしばりとは歯と歯が常にくっついて噛みしめた状態を言います。
試合に限らず良い結果をのこすにはリラックスが大切ですが、人は緊張やストレスを感じたときストレスを解消する為に食いしばるのです。食いしばりはストレス解消どころか首や肩など体に負担をかけます。力んでくいしばることによりダーツにしっかり力が伝わらず飛びが悪くなるのです。
軽く口を開けて投げるダーツプレーヤーは本来持てる力を出しやすいと言っても良いでしょう。口を開けて食いしばらないだけで力みが取れ身体が緩むのです。
さてあなたは食いしばりが癖になってはいませんか?

① 起床時、頭痛や肩凝りがある。
② 足がだるいまたつりやすい。
③ 寝ている時に歯ぎしりをしている。
④ 歯科で歯がすり減っているといわれたことがある。
⑤ 下顎の歯茎の内側がデコボコしている。
⑥ 口を閉じた時に歯と歯が常にくっついている。

これらの項目に1つでも当てはまる方は要注意です。

対処方法はまず歯を1〜3mm程離してから唇を閉じる。
寝る前に食いしばったら目が覚めると言い聞かせてから寝る。
これは自己暗示法と言い朝6時にアラームをセットしてもアラーム鳴る前に目が覚める状態と同じ原理です。
実際目が覚めるようになったら一度大きく口を開けて歯がくっつかないようにしてからまた睡眠に入ります。
早い人は2〜3週間、遅い人で半年から1年くらいかかりますが根気良く続ければ必ず改善されます。食いしばりが無くなればそれだけで深く眠れる様になります。結果疲れにくくなり肩凝りや頭痛がやわらぎますよ。
肩凝りはもちろん力んでダーツの飛びが気になる方は是非お試しください。

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